3年生芸術体験 日本美術院による地域連携教育プログラムを実施しました

この度、3年生を対象として、日本美術院による「地域連携教育プログラム」の出前授業を実施いたしました。
日本美術院では、平成26年度より我が国固有の芸術表現である日本画を後世へ伝えていくという使命のもと、各種学校での出前授業をはじめとする地域連携教育プログラムを展開されています。
今回のプログラムでは、和紙・岩絵具を使用したワークショップ型授業を行っていただきました。生徒たちにとって初めて触れる岩絵具と和紙の画材に、最初は戸惑いながらも、徐々にその特性を理解し、思い思いの絵を描いていく様子が見られました。
特に印象的だったのは、一人一人が描く作品にそれぞれの個性が色濃く表れていたことです。まるでその時の心理状態や性格を表しているかのような多様な表現に、改めて生徒たちの豊かな感性を感じることができました。
さらに嬉しいお知らせとして、生徒たちの作品は11月下旬に松坂屋美術館にて展示していただく予定です。伝統的な日本画の技法を学びながら制作した作品が美術館で展示されることは、生徒たちにとって大変貴重な経験となることでしょう。
このような素晴らしい機会を提供してくださった日本美術院の皆様、そして丁寧にご指導いただいた講師の先生方に心より感謝申し上げます。生徒たちにとって、日本の伝統文化に触れ、自らの表現力を磨く貴重な体験となりました。