２泊３日常神半島釣り旅行！

8月5(火)～7(木)
希望者のみが参加する2泊3日の釣り旅行。福井県若狭町常神で、民宿メーンマストを貸し切って行う恒例行事です。普段の制服ではなく私服でリラックスして過ごす、いつもとは一味違った雰囲気の中で、生徒たちは素敵な時間を過ごしました。

1日目

朝、学校からバスで出発です。お昼は福井名物のソースカツ丼でしっかりとエネルギーを補給しました。

宿に到着すると、いよいよお楽しみの釣りタイムです。校長先生と釣り初心者の生徒が一緒に準備を進める微笑ましい光景も。桟橋ではさっそく釣り開始です。「釣れるかな」と不安そうだった初心者の生徒も、次々と魚を釣り上げて大喜びでした。

夕食は民宿名物の刺身姿盛りに焼き魚、フライなど海の幸をたっぷりと。「こんなに新鮮な魚、初めて食べた」という声も聞こえました。

星空観察は雨天で中止となりましたが、部屋では学年を越えた交流が生まれ、ゲームや談笑を楽しんでいました。普段はあまり話さない生徒同士も、この時間を通して新しいつながりができたようです。

2日目

朝5時30分起床という早い時間にもかかわらず、生徒たちは元気いっぱいでボート釣りに挑戦しました。昨日の雨の影響で水温が下がったおかげか、釣り初心者の生徒も次々と魚を釣り上げ、大変満足そうな表情を見せていました。

自由時間では、予定にはありませんでしたが海水浴場で楽しむ生徒たちの姿が印象的でした。水着の準備はしていませんでしたが、生徒たちなりに工夫して夏の海を満喫していました。

昼食後の自由時間では、暑い中でも釣りを続ける生徒、持参したゲームを楽しむ生徒など、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。差し入れでいただいたアイスが大変助かりました。

夕食では、民宿のご主人が丁寧に捌いてくださった舟盛りの刺身をいただき、生徒たちからも「美味しい」という声が次々と聞こえました。

夜は花火大会です。手持ち花火から打ち上げ花火まで、安全に配慮しながら楽しい時間を過ごすことができました。写真を撮り合う生徒たちの笑顔がとても素敵でした。

3日目

最終日は大雨と強風で波も高く、残念ながら朝の釣りは中止となりました。「もっと釣りたかった」と悔しそうな生徒もいましたが、疲れもあったのかゆっくりできて嬉しそうな生徒も多かったです。

朝食では、なぜか食欲が爆発している生徒が続出しました。ご飯を茶碗3杯食べる生徒も多数現れ、炊飯器が空になり、おかわり用の炊飯器も完売状態に。「海の空気で食欲が増したのかな」と笑いながら見守りました。

お片付けと部屋掃除は時間をゆったりめに設定していましたが、みんな素早く終えることができて素晴らしかったです。

早めに出発できたので、日本海さかな街で昼食とお土産の購入時間を十分に取ることができました。お店の人の押しに負けてたくさん海鮮を買う生徒もいれば、「もう海鮮は十分」と近くのレストランでハンバーグやパスタを食べる生徒も（毎年一定数います）。

希望者は自分や他の生徒が釣った魚を持ち帰りました。調理される保護者の方にはお手数をおかけしますが、ぜひご家族でお召し上がりください。

3日間を振り返って

今年も無事に2泊3日の釣り旅行を終えることができました。

普段の学校生活では見ることのできない生徒たちの新しい一面を発見できる貴重な機会となりました。釣りが初めてだった生徒が魚を釣り上げた時の嬉しそうな表情、学年を越えて仲良く過ごす姿、困った時に自然と手を差し伸べ合う優しさ。

参加した生徒たちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。この経験を通して得た絆や成長は、これからの学校生活にもきっと活かされることと思います。

何より全員が大きな怪我や体調不良もなく、笑顔で帰ってこられたことが一番の収穫でした。